続きです。
少し勇気が欲しくて婚活スタイルのスタッフに電話したFさん。スタッフとどんな会話を?
「今、京都に一緒に来ていて告白したいと思っている。ちょっと緊張してスタッフさんに
お電話しました。どうすればよいですか?」
スタッフからはどのような言葉がありましたか?
「京都まで来た経緯や、彼女との会話を少し伝えました。
すると、かなり意外な言葉が返ってきました。
<今、告白するのは止めてください>
と言われました。何で?告白する気満々なのにどうしてですか?と言いましたら
<Fさんは今、お酒を飲んでいます。お酒の勢いで告白したと思われたら
印象がかなり悪くなってしまします。お酒が入っていない状態で告白しましょう>
ハッとしました。確かにあまり飲んではいませんでしたが、お酒の力を借りて
告白されても彼女は嬉しくないかもしれません。電話してよかったなと思いました」
以前、女性の会員様から
「お酒飲んで、告白されても本気なのか分からない」
とスタッフに相談してきた方がいたので、それを参考に伝えました。
「その日はそのまま少し飲んで寝ました。寝ましたというより正直寝つけなかったです。
反省ばかりしていましたね。二人でお寺巡っている時などチャンスはたくさん
あったのに何故、お酒の力を借りようとしたのか。自分の弱さを反省していたら
いつの間にか寝ていました」
次の日ですね。帰る日ですよね。
「朝起きると彼女達は既に出かける準備を終えていました。手短に準備して
直ぐに出発しました。昨日の反省を活かし、今日こそは、と強く思っていました。
保養所の近くで食事をした後、保津峡のライン下りに行きました」
ついにそこで?
「いや、他にもお客さんがいましたし、何より一緒に来たカップルも隣で
座ってたのでそこでは言いませんでした」
すみません。私が焦ってしましました。
「約2時間、ライン下りを楽しみましたが、正直私は告白のことで
頭が一杯でした(笑)船着場に到着し、渡月橋まで歩きました。
渡月橋はお祭りみたいな感じで賑わっていました。そこで1時間、
一緒に来たカップルと別々に行動する事になりました」
素晴らしく空気の読めるカップルさんですね(笑)
「20分位ブラブラし、渡月橋の真ん中付近で立ち止まり、
彼女と向き合いました。心臓がおかしい位、早く動いていました。
顔も引きつっていたでしょうね。
<貴方の彼氏になりたいです。是非お付き合いをしてください>」
おおっ、遂に言いましたね。彼女からは・・・
「彼女からは
<私も同じ気持ちでいました。でも付き合うのは考えさせてください>」
!!!
写真はFさんより4人で行ったときの物をお借りしました。
この写真はFさんの告白した渡月橋です。
Fさんに当社オフィスでスタッフがお話をお伺いしました。
次回、いよいよ最終回!PARTⅨに続きます。